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2025/09/25 20:00

もしかして、知っていました?

OHIRA(オヒラ)をリップレスにするとすごく良い動きするということを。

そんなの知っている訳ないだろ!と聞こえて来そうですが…。

プロトのオヒラ試作段階からリップレスで使うことも想定はしていたので、あとはいつ言おうかな…と思っておりましたが、言わずともすでにリップレスにして釣っている人も。

一体リップレスにするとどんなアクションなの??

ザクっとリップレスのアクションは2パターンに分かれます。

工作難度に合わせて変化します。

とはいえ工作難度と言っても誰でもできるのでご安心を。

パターン1

リップを外した状態で、付属のタングステンボールウェイト0〜2個を入れて水面をテーブルターンさせるペンシルベイト的使い方。

こちらはKRKよろしくフラットサイドなボディが水面を打ち、ターンすることでジュポッと音と飛沫をあげてギルの捕食音っぽい感じでこれまた良き。

時々グリグッと速巻きで逃走アクションを入れるも◎。

適水温になる秋、表層に浮き出した魚を釣るにはもってこいな仕様です。

今ぐらいだと酸欠気味の小ブナが水面をパクパクしていて、それに付いている魚が居たらそれはそれは大チャンスです。

パターン2

外したリップの溝に板オモリを詰め込みます。

タングステンボールウェイト7mmを2個入れた状態でスローフローティング。

これを水面下をスーンスーンと惰性で動いて足の長いスライドダート、もしくは移動距離を抑えてネチネチ。

オヒラのぷっくり膨れた重みのあるテールがテールのアクションに余韻を生み出し、ブルルンと震えながらターンします。

でもってジワッと浮かべる使い方が2つ目です。

オヒラのリップレスチューン方法(※自己責任でお願いします)

①リップを外す
ゴツいペンチでグリグリやって外してください。大胆にでも繊細に。

②板オモリを用意
リップの厚みは2mm。
ウェイトチューンに使う板オモリを重ね厚みを2mm程度の厚みに。
先ほど取り外したリップを板オモリの上に重ねて凹み形状をカッターなどで板オモリにけがき、カットする。
ウェイトチューンに使う板オモリは柔らかいのでカッターナイフでザクザク刺せば十分切れます。

③ハンマーで軽く叩いて平らにしつつ、溝にはまりやすい厚みに調整
溝に入れる時に圧入するくらいのキツさにしておくのが良し。
薄くしすぎるとスカスカでウェイトが止まりません。

④リップ溝から出た余分をカット
刃物でけがいてハサミでチョキチョキ切ります。
あとはヤスリで整える。

⑤最後のこれ重要![テールの上下向きをひっくり返し]
テールの上下をひっくり返してぷっくり膨れた方をお腹側に持っていく。
ロールを抑えスライドしやすくなる効果あり。

 

リップ溝のウェイトはギュギュッと押し入れるぐらいのキツさ一見固定されている様に見えますが使っていると外れることがあります。

長時間使う時は瞬間接着剤で軽く止めたり上からテープを貼ったりして固定をおすすめします。

なお、ボディが短いのでラインとフロントフックの位置が近く、あまり激しく動かすとエビるのでロッド操作には丁寧さが必要。

自分で動かす操作系フナ型ビッグベイトを作ってみてください。