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2025/09/22 20:00

アナタは切る?切らない?用途によって使い分けが吉。チビロップのファクトリーロックのススメ。

ロップホッグ3inchこと通称”チビロップ”。

強い水押しとは裏腹にコンパクトなシルエットのギャップで、魚を引き寄せる力は強くも食わせやすいという相反する要素を取り入れています。

チビロップの特徴である大小2対の爪。

その大爪の間には爪同士を接続するファクトリーロックが配置されています。

爪の動きを制限して生産時の作業効率を上げるという目的もありますが、このファクトリーロックを外したり外さなかったりでアクションを変えられるのがロップホッグの良いところ。

基本はファクトリーロックを切り離しての使用がおすすめ。

チビロップの一番メインとする使い方はテキサスリグによるカバー撃ち。

カバーの中で吊るしてシェイクすると、水中をラジオ体操するかのように大小の爪がハフハフと開いたり閉じたりを繰り返し、ベイトフィッシュがヒレをはためくような生命感のある動きを演出します。

この時、ファクトリーロックを切り離してやることで爪の可動域が大きく広がりラジオ体操アクションが生まれます。

リーダーレスダウンショットやネコリグなどもファクトリーロックを切り離すことで爪が大きくブルンブルンと左右に揺れるアクションが出やすくなります。

使い方によっては切り離さない使い方が◎な場合も。

ファクトリーロックをつけたまま使うと良い場合もあります。

ジグストなどの縦のアクションを多用する時は、ファクトリーロックをつけたままにすることで左右への動きを制限して、縦の動きを強調できます。

また、フリーリグの場合はファクトリーロックをつけたままにすることで回転しにくく安定したフォール姿勢を維持できます。

キャロライナリグの場合もファクトリーロックはつけたままにしておいた方が安定したスイミング姿勢を保ちやすい。

爪を左右に自由に動かしたいのか、縦の動きを重視したいのか、安定した姿勢で泳がせたいのか、これらの要素を鑑みてファクトリーロックを切り離すか切り離さないかを選択してみてください。