2025/06/17 20:00
お腹のウェイトチャンバーにタングステンボールウェイトを挿入することで任意の浮力、任意のレンジを攻略することができる【OHIRA(オヒラ)】。
今回はこれから旬になるハイフロートの使い方を紹介します。
オヒラはお腹にある専用スペースに「リロードウェイトシステム」という名称の通り、弾をこめるようにボールウェイトを挿入することで、ひとつのルアーに幅広い使い方が可能になる機構を備えたルアーです。
専用スペースには7mmのタングステンボールが2個まで挿入可能。
タングステンボール2個でスローフローティング、1個でフローティング、0個ならハイフローティングに切り替えることが出来ます。
この中で初夏に使用頻度が高くなるのがタングステンボールは入れない「ハイフロートセッティング」。
使用するシチュエーションとしては浮いた魚やブルーギルについた魚、水深1mよりも浅いレンジ、などなど。
オヒラのハイフロートの特徴は文字通りの高い浮力。
巻く。
ゆっくりと巻くことで潜らせず水面を引くことも、50センチくらいのレンジをキープして巻くこともできます。
琵琶湖で例えると赤野井や北山田のワンド奥、水深1m前後にウィードが生え、そのウィードトップをゆっくり巻いてくるような使い方が可能。
ウィードの上を泳ぐギルが見えていれば言うことなしのシチュエーションです。
ギルネストがある場合は水面を引き波を立てて巻くのも一つの手。
ギルネストの時って水面系のルアーが案外良く釣れます。
止める。
そして、巻いてダメなら水面で止めておくのも有効。
着水したら10秒くらいは最低でも止めて、チョンチョンと首を振らせてまた止める。
10秒止めるって人間からすれば、「ああ、もうじれったい…」と感じる長さですが、それはバスにとっても同じ。
しっかり止めてやると待ちきれなくなって止めている間かチョンと動かした瞬間にドバッとバイトしてきます。
水面で2〜3分、なんなら4〜5分ペンシルベイトを止めておくとバイトしてくるという話も聞いたことがありますので、ロングポーズは案外バカにできない釣り方なのです。
巻いて浮かべる。
最後はグリグリッと巻いて浮かべる使い方。
水面から少し潜らせて、高い浮力でもってポカンと水面に浮かべ、またグリグリッと。
水面だけでやってもいいですし、ボトムに当てて浮かべてもいい。
浮上中にひったくっていくことが多く、ルアーが見えていない場合はしっかりとラインの変化を目で追ってバイトをとってください。
ラインがツンッと弾かれるバイトはクセになります。
さらに魚との距離を縮めたい場合は、ボールウェイト0個挿入と1個挿入両方で試し、浮上速度の違いで魚の反応を伺ってみるのもいいかもしれません。
ぜひお試しください。