2024/08/22 20:00
お盆休みの夜、近くの川へ釣りに行ったところ珍しい光景に出くわしました。
水から出て陸を歩き回るスジエビたち。
重なり合い上流を目指して大行進しています。
川の速い流れの部分はスジエビの遊泳力では押し戻されるため、一度陸に上がって歩いて遡行しているみたい。
90度の切り立ったコンクリート壁もなんのその。
スポーツクライミング並みにグイグイと登っていきます。
スジエビって山あいのため池にも生息していて、一体どこからやってきたんだろうと不思議でした。
排水の水路さえ繋がっていればどこへでも歩いて登っていけるんですね。
スジエビと同じくヨシノボリも遡行の達人。
お腹の吸盤のようなヒレで壁に張りつき、ちょっとした段差ならあれよあれよという間に登っていきます。
そんなわけでエビ、ゴリはどんな山奥の池にでもいる可能性のあるベイトフィッシュ。
この二つのベイトは特に夏の間に大量発生してバスのメインの捕食対象になる可能性ありです。