2024/08/07 20:00
Otter(オッター)のワイヤーガードの何がいいかを挙げると、主に2点あります。
ひとつはヒラリと避ける障害物回避能力、そして、もうひとつが驚異的なボトム感知能力。
今回は驚異的なボトム感知能力について少々お話を。
このワイヤーガード付きウェイトですが…
砂や泥底のわずかな起伏ですらロッドティップにコツコツと伝達してくれます。
オダやゴロタ石ならばなおのことしっかりと硬い感触を感じます。
ボトムを感じながらリトリーブし、何か沈んでいるところは覚えておいて後で入り直すなり、重点的に釣り込むなりと釣行の組み立てにも使えたりもします。
ええ、もう魚探です(笑)。
ワームでボトムを探るよりもはるかに効率の良い釣りが展開できるのが素晴らしい。
そのボトム感知能力を支えているのがウェイトから伸びた細径のステンレスワイヤーガード。
硬く細いステンレスワイヤーはわずかにたわみ振動を増幅します。
このガード、なかなか絶妙な硬さ設定だったりします。
魚が掛かり一定以上の力がかかるとあえてゴキッと曲がり変形することでフッキング力を向上させています。
硬ければガード力は上がるが針がかりしにくくなる。
柔らかければよく針がかりするが変形しやすくガード力は落ちる。
形状記憶合金なども試しましたが、岩に強く接触するとしなやかな形状記憶合金では感度が落ちることが発覚。
感度とガード力重視で簡単には曲がらない素材だけど、一定以上の力が掛かると完全に曲がってくれる絶妙なワイヤーの太さ設定なのです。
魚が釣れた後は変形がないかチェックして、指で真っ直ぐ曲げ戻してご使用ください。