2024/04/15 20:00
リップ付きのハードビッグベイトが柔らかいボディを持つとどうなるのか?という興味本位が起点となったプロトのスイムベイト。
釣果の方は上々です。
やはり柔らかいボディには魚を騙す力が備わっているようです。
今回は春真っ盛りの内湖おかっぱりでの実釣テスト。
ショートリップとワイドリップの2種類が存在しますが、今回はショートリップを使用。
お腹にはウェイトハンガーが備わっており、ウェイトをぶら下げられる仕様です。
一段階浮力を落とすことが出来る1.3gのシンカーを標準で付属する予定だったりします。
浮力調節できますよと言われても、実際何グラムのシンカーを用意したら良いんだろう??
わからないからなかなか踏み出せなくて、結局チューンはしたいけれど出来ずにデフォルトのまま使っているなんてこともあるかもしれないなと。
なので、調整したい時の基準にもなるんじゃないかな?とそんな意味も込められています。
使えるシチュエーションや季節が広くなるので是非調節してもらえたらなと思います。
そして今回は付属予定の1.3g からもう少し重くしてスローフローティングに。
1.8gのウェイトをぶら下げて浮力を落とし、スローフローティングに調整して実釣テストしました。
ゆっくり巻くと柔らかい下半身が艶かしくゆらめき、速く巻くとギラギラと明滅のあるローリングアクション。
止めると柔らかい下半身が惰性でフニャリと曲がり余韻のあるアクションがこれまた良し。
そして最近の主流であるデジ巻きやトゥイッチングの首振りアクションなんかもこなします。
ビッグベイトのデジ巻きというより、ビッグワームが中層でモジモジとうねるような感覚で、水中に生えた木の横を移動距離を抑えて細かくデジ巻きしていくと…
ギラリと反転バイトした54cm。
バスの頭には噛み傷がついていました。
お腹のウェイトハンガーからぶら下げたウェイトを取り外せば水面ウェイクも可能で、これから水温がどんどん上昇していくとそっちの使い方の方がメインになりそうです。