2024/03/25 20:00
脱着式のワイヤーガード付きプレートウェイト(以下ガードウェイト)により水面下をスローに巻くことも、ウェイトアップしてスピーディに深いレンジに入れることもできる【Otter(オッター)】。
ガードウェイト無しの状態での沈下速度はかなり遅く、ペラが回転する限界のスローな速度でも浅いレンジをキープし続けることができます。
ガードウェイトを装着すると大体1.5〜2mくらいが気持ちよく巻ける水深。
もちろんロッドの角度や巻きスピードの調整により、1.5mより浅いレンジを巻くことも可能。
そしてガードウェイトをつけた状態でカウントダウンと巻きスピードの調整により、大体4mくらいまでの水深をカバーすることができます。
おかっぱりなら十分すぎるレンジの深さですし、琵琶湖のボートの釣りでもそれくらいのレンジまで使用範囲であればありがたい。
ちょ、ちょっと待った、4mくらいまで?じゃあ水深15mオーバーってどこから出た数字なん?
水深15mオーバーもなんのその。ディープを真横方向に引ける釣り方
それはずばり、キャロ仕様。
プラグのキャロというのはどうも敬遠される傾向にあります。
キャロを中層でスイミングさせるということに対してか、リグるのが面倒なのか、エビるのがちょっと…なのか。
食わず嫌いを我慢して、一度やってみると新しい世界が開けます。
多分琵琶湖ではそんなのあまり誰もやらないので美味しい思いを独り占め出来ると思います。
自身、プロップベイトのキャロってこんなに釣れるんだ…と目から鱗だった訳です。
今までは釣れていたので無論やる必要が無かった。
タフって釣れない釣れないと閑散としている琵琶湖ではなんとか食わせるのに必死な状態です。
今現在は一時的なのかどうなのかはわかりませんが、魚が釣れているので必要無いかもしれません。
釣れていると他の釣りに目が行かなくなっちゃいます。(まぁ、他の釣りしなくても良いっちゃ良いのですが…)
そんな状況下を潜り抜けて活躍したので本物な気がしています。
ちょっと横道逸れてしまいました。
さて、実際プラグのキャロというのはライントラブルが多め。
キャロシンカーは軽い物では1/16oz前後、重い物は1ozクラスも使用。
ルアーウェイト+シンカーの重量で30gを超えてくる場合もあり、合わせるタックルの問題からも大きく重たいプロップベイトというのはキャロには向きません。
通常のワームのキャロライナリグでも重たいワームは重心がばらついてキャストしにくいですよね。
オッターの80mm という大きさはトラブル少なくキャロで扱いやすい上限のサイズ感なのかなと感じています。
また、ガードがついていることでスタックするリスクを減らし、ディープに沈む魚礁などを積極的に攻められるようになっています。
詳しいセッティングや釣り方はまた別の時に書きますね。