2024/01/18 20:00
かなり昔(30年くらい前?)のワームは硬めのものが多かったそうです。
水温の低い冬にはさらに硬くなり、動きが悪くなったとのこと。
そういった背景があり、ワームを茹でたりソークして柔らかくしたり、低水温でも柔らかいアクションが出せるポークが注目されたと何かで読みました。
また別の話ではアメリカ製人気某ストレートワームはハイシーズンはよく釣れるが、冬場はハンドポワード製法の柔らかいストレートワームに負けるというのも聞いたことがあります。
魚の動きが悪い冬は、止めていてもフニャーンと柔らかいアクションをしてくれるとなんだか釣れそうな気がしますよね。
柔らかくてよく動くワームなんか持ってなかったかいなとボックスを探したところ、ありました。
少なくとも17年は前の製品。2007年。
KAESUが誕生して間もない頃にリリースした、「konta no’0002 ミサイル」というワーム。
そしてそのサイズダウンの「konta no’0003 ミサイルダンサー」。
このワーム、高浮力(ハイフロート)素材なんです。
高浮力と言ってもエラストマーほどのポカンと浮く超高浮力ではなく、ボトムでフワッと自然に浮く程度の浮力でかなりナチュラルなフワフワ感。
ギュッと細くくびれたボディはアクションをつければかなり柔らかく動きます。
ピリピリと動くアームとヒラヒラと揺れる極薄パドルもかなりいけてます。
もともと「konta no’0002 ミサイル」はテキサスリグに、「konta no’0003 ミサイルダンサー」はジグヘッドを想定して作られましたが…、ヘビダンや当時は無かったフリーリグにも絶対良さげ。
これをベースに何か新しいワームを作ってみても良いのかもと思った本日でした。