小さく鋭くしゃくることでバリバリッ！とバイブレーションしながら3Dダートして魚にスイッチを入れられるクナイ。

ダート性能にフォーカスされがちですが、それだけではありません。

その真逆であるスローな使い方も優秀です。

と、本題に入る前に。

既存のメタルバイブとの水の受け方をサクッと解説。

一般的な形状のメタルバイブは金属プレートが水を切るように泳ぎます。

金属プレート自体には水を受けず、進行方向に対してプレートが縦向きに泳ぐような状態。

このタイプのメタルバイブはある程度のスピードで引かないと水を切ってスーッと手前に寄ってしまいます。

速度があってはじめてブルブルとバイブレーションします。

対してクナイは…

金属プレート全体に水を受けて泳ぎます。進行方向に対してプレートが正面を向いて泳ぐ様な状態。

スローなリフトでも全面で水を受ける為、バイブレーションするまでの初動が早く、リフトを止めてもラインテンションさえかけておけばバイブレーションしながらフォールしていくというレスポンスの良さ。

速いテンポのダートアクションがちょっと違うかな？と感じたら、ダートしない程度のスローなリフトで移動距離を抑えたアクションもぜひ試してみてください。