2023/06/16 20:00
ただ巻きでオートマチックにヒラ打ちするRANKA(ランカ)を、ヒラ打ちを残したままサイレントチューンします。
ランカがヒラを打つ原理は、ブレード同士が接触することで回転が一瞬止まりバランスが崩れます。
水掴みの良いリアブレードが瞬時に回転を始め安定化、前後のブレードは回転ピッチが違うので再びブレード同士が接触してバランスを崩す、この連続でオートマチックにヒラを打つというものです。
ブレード同士が接触することでカチカチという金属音が生まれ、濁りが強い時やウィードの下から魚を引っ張り上げたい時にはちょうどいい存在感を出してくれます。
ただ、釣りをしていてこんなコトを思う時はないでしょうか?
今は音はそんなにいらんねんなー。
という時もあるわけで。
書いていると、釣り人とはいかにワガママなもんなのかとビビります。
ヒラ打ちさせたい時、させたくない時、ONとOFFをワンタッチで切り替えられるようになっているので、ノッキンブレードOFFにすればブレードの接触を抑えてヒラ打ちさせずにアピールダウンできます。
いや、そうじゃ無くて。
このヒラ打ちは残したままにサイレントにしたい…と。
考えたのも束の間、クリティカルなアイディアが天から。
使うものはイサナ2.5inchと#2のスプリットリング、それからツイストロックのバネSSサイズまたはSサイズ。
ランカのフロントブレードを外してイサナをつけるだけ。
イサナのテールがリアブレードに干渉し、リアブレードは右回転と左回転を交互に入れ替えながらオートマチックにヒラを打ちます。
ブレード同士の接触よりもやや大きめなヒラ打ちです。
コアユやバスの稚魚の群れに突っ込ませてみたらと考えるだけで釣れそうな気しかしません!