2022/10/19 20:00
最近釣りに行くと水面が泡だらけでトロッとした汚い水が浮いています。
そう、すでにターンオーバーが始まってます。
近所の野池は濁りがいつもより強く、黄ばんだ油膜のようなものやモロモロとした粒子だらけ。
そんな時でも強いと言われているのが【スピナーベイト】。
ブレードのフラッシングで誘ったり、カバーに当ててリアクションバイトを取ったりと使い方は色々。
このスピナーベイトというルアー、実はサイレントなイメージがありますが実はしっかり【音】が出るルアーなのです。
スプリットリングとスイベル、そしてブレードが水を噛んで回転するときにググググ…と擦れるような音がわずかに出ています。
それからジャークしたりカバーに当てることでブレードとアームが接触する金属音も。
この金属音を生かした秋のスピナーベイトの使い方をかなり昔に教えてもらいました。
「カバーやウィードパッチの上や横を何度も何度もしつこく通すとすごい勢いで飛び出てくるよ」と。
その人はフロントブレードのクレビスを数ミリ後ろにずらして、わずかにブレード同士を接触させて使っていました。
クレビスがハンダで止めてあるものはハンダゴテで溶かしてズラし、チューブで位置調整してあるものはチューブを少しだけ短くカットしてチューニングできます。
いやいやそんなの出来ませんぜ!という方はぜひ【RANKA(ランカ)】をどうぞ。
RANKAはワンタッチサウンド増大チューニングが可能
ご存じノッキンブレードシステムON/OFFの切り替えでブレード同士を接触させることができます。
がしかし、ノッキンブレードONのヒラ打ちが出る仕様ではブレード同士の接触が激しくスローな巻き速度には向いていません。
冷え込んだし濁りもある、できるだけスローに巻きたいんですけど…という時にはちょっと物足りない。
そんな時は…
スペーサーチューブを最後部までずらさず、中途半端な位置で止めてみてください。
ヒラ打ちさせず、金属音はしっかり出る状態でスローリトリーブできます。
雨後のどちゃ濁りやローライトでもしっかりアピールできます。
ぜひいろんな場所や状況で試してみてください。