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2022/07/13 20:00

アナタはつける派?つけない派?

真っ二つに意見が分かれる題材です。

皆さまいかがでしょうか?

僕自身の意見を申しますと…

「特定の場合を除いてトレーラーフックは基本的につけない」です。

トレーラーフックはフックポイントが増える分だけウィードやゴミを拾いやすく、また根がかりのリスクも増えるという部分がやはり一番気になるところ。

トレーラーフックをつけていると、トレーラーフックにだけ掛かっていて、つけといて良かった…なんて思うこともあるのですけど。

小さいバスなら分からなくもないけれど、30センチもあればスピナーベイトのヘッドくらい簡単に丸呑みできる口の大きさ。

なのにショートバイトと呼ばれるものが多発してのらない状態が続くようであれば、よほど魚が小さいかその日はスピナーベイトの日ではないと割り切って別のルアーを使うようにしています。

スピナーベイトへのバイトを観察してみた

○スローからミディアムリトリーブ

スローからミディアムでのリトリーブで、バスが見えるレンジでバスの食い方を観察しました。

ほとんどのバスは後方やや下から近づいてスピナーベイトのヘッドを吸い込み、一緒に泳ぐか首を振りつつ横下方向へ泳いで行きます。

この瞬間、ロッドにはココッココッや、グゥーと重たくなる、またはカッ!と一瞬当たったような感触はあるもののほとんどノー感じか。

ストラクチャーの横から飛び出てきて横咥えする魚もいて、スピナーベイトのレンジが魚と同じなら稀にブレードバイトになるものも。

その場合はトレーラーフックがあったら外掛かりで掛かったかも…とも思います。

○ファーストリトリーブ

秋は水面下とウィードの30センチほどの隙間を速いスピードで巻くことが多くなります。

この時、バスの食い方は下から飛び出して食い上げ。

直後、一瞬で反転し元の場所に戻ることが多い、

ロッドに伝わる感触は急にゴツッと重たくなるバイト。

ファーストリトリーブだけにバイトと同時にファイトが始まるような状態で、一応アワセているんだけどほぼ向こうアワセな感じ。

実はこの釣りが一番スピナーベイトがのりにくいと感じることが多い。

魚が食い上げ、反転した瞬間に口からズルッとルアーが抜けたり、一瞬で首を振ってポロッと外れたり。

速いスピードで巻いているが故にラインテンションが強く掛かっていて、ルアーは口の奥には送り込まれない。

口先でつまんでいる状態や口にほとんど入っていない状態。

のらなければゴンッと一瞬強めのバイトで終わります。

「特定の場合…」というのがこれ。

この時だけはトレーラーフックでフックポイントを増やしたいなと思います。

とにかく針先がどこかに掛かってくれれば取れる可能性が出てくるから。

それからフックが小さいスピナーベイトには、使い方に限らずとりあえずトレーラーフックを追加する場合もあり。

フックの大きさはフッキングの良さに直結します。

弊社のRANKA(ランカ)は大きめのフックを採用していて、針掛かりはかなり良い方。

ファーストリトリーブでなくともバイトの出方で反転バイトが多いように感じたらトレーラーフックを追加するというのも一つの手です。