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2021/11/04 20:00

ルアーにはアタリカラー的なやつが確かに存在します。

年間を通して絶対的に揺るがない、神カラー。

もしくはその時の季節や濁りや明るさに応じて変わる反応の良いカラー。

何故かそのカラーばっかりがよく釣れる!という時は確かにある。

そんなカラーに巡り会えた時には、ついついそればかり投げたくなるのが釣り人の心理。

ですが…

釣れてる時こそ大事な一手が「カラーローテーション」。

大体釣れている時は短時間でバタバタッと連発するもの。

しかしながら連発はそう長く続きません。

いくら群れが回ってきているからとはいえ、投げれば投げるほどそのルアーには確実にスレていく一方。

先日に連発した時も、バタバタッと釣れてピタッとバイトが止まる。

魚はいるはずなのに、突然食わなくなるわけです。

その時に確かに効果を実感したのがカラーローテーション。

違う色に変えた途端にバイトが復活することがたびたびありました。

ルアーフィッシングの中で最もカラーローテーションの激しい釣りといえばエリトラウト。

同じスプーンのカラー違いと重さ違いを何種類も揃えて、頻繁にカラーを変えてバイトを引き出していきます。

エリアトラウトは狭い水域で、なおかつ隣に釣り人が所狭しと立っていて常に密状態。

立ち位置を変えることすらままならない状況で、目の前の同じ魚をいかにうまく釣るかが勝負の別れどころ。

上手い人の釣りを見ていると、びっくりするほどちょこちょことカラーローテーションしています。

ワームの場合はいちいちフックからワームを外してカラーローテーションするとボロボロになるし針先が出やすくなってしまうので、スプーンほど頻繁に変えることができないのが現実。

それでもフックを刺した状態のワームを2〜3色手元に置いておき、カラーローテーションしていくと思いのほかスレにくくバイトが長続きすることがあります。

先日の釣行でよく釣れたカラーは#07スプレイドグラスや#03シナモンブルーフレークバック。

合間に#05ゴールデンシャイナーなどギラッと光るものにも反応し、目先を変えるためにチャートバックホログラムも投入すると即バイト!といった感じ。

面白いのはボトムの色とは全く異なる、バキッと明るいチャートバックホログラムが意外にもよく釣れるといこと。

正直なところ今までボトムで使うにはミスマッチだよなぁと思っていたこのカラーですが、聞けば結構ボトムで実績高いらしい。

食わず嫌いせずなんでも使ってみるもんです。