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2021/06/21 16:00


KRK205に新色が出ます! 今回出るのは2色。  

その2色の水中撮影をするべく、6月15日琵琶湖に行ってきました。 

 水の綺麗な場所を探してグングン北上。 水が綺麗で風も無く、これ以上ないくらいの撮影日。  

沖島到着後、撮影の前に少しだけ釣り。  

ボトムまでスカッと見えすぎる状況。 魚がいないように見えて、タイニーマサムネを巻くとどこからともなく魚がついてくる。  それもスローに巻くと全然ダメで、回収するくらいの速めのリトリーブで巻くとワラワラッと30〜50クラスがチェイス。 

沖島周辺はかなり魚が多いみたい。  

動画はコチラ。


撮影終了後南湖イン  

昼いっぱい水中撮影に使い、午後は南湖へ。 

とりあえず最近魚が多い、下物のエビモ撃ち。  

エビモの根元にキリカケのネコを落としていくも全く無反応。  

試しに隙間をネコリグのスイミングで通すと… 魚がフワッと浮いてきたり、コツッとバイトが出たり。  

今日は魚浮き浮きらしい。  

かと言ってエビモの周辺をスピナーベイトやトランキルを巻いても全く反応なし。  

スローダウンしないと食わないの?  

再びキリカケネコリグをまばらに生えたエビモに当てながらスイミングさせると… 足元でギャーン!!と引ったくっていきました。  アフターな体型の50アップ。  

一本釣ったら急に天候が怪しい感じに。 天気が崩れる前に早めに撤収しました。   




ネコのスイミングって…と思ってるあなたへ 

「ネコリグスイミングって正直よく分からん!」僕自身も以前はそう思ってました。  

でもやってみたらよく釣れるし、すごく使い勝手の良い釣り方だと再認識。  

なによりキリカケとネコリグスイミングの相性がバッチリでした。  

感覚的にはジグヘッドのミドストとやってることは全く同じ。  

ロッドアクションも使うレンジも同じ。  

じゃあミドストでいいんじゃないか?と。  

いやいや違います。 

まずは「スナッグレス性が高い」これ一番大事。 

 引っ掛かるものが少ない状況ならジグヘッドのミドストを使い、エビモなどスタックしやすいウィード、オダに当てながらスイミング、またはボトムの起伏が激しいロックエリアをスイミングさせる。 

などなど、とにかく引っ掛かりそうな場所のスイミングはネコリグスイミングが扱いやすい。  

ガード付きのマスバリを使えばさらに根掛かりが減らせるし、ウィードやゴミを拾わずスルスル抜けてくるのでバイトチャンスも増えます。  

二つ目に「フォール、スイミング両方の釣りができる」こと  

取水塔や立木、背の高いウィードなど縦ストラクチャーをフォールで釣り、反応が無ければ同じリグでスイミングさせて横の動きで探れる。  

フォールとスイミング両方で探れるから、どちらがその日の当たりパターンか見極めやすくなる。  

先にキリカケとネコリグスイミングとの相性が良いと言ったのは、最初にパタパタフォールで誘い途中からスイミングに切り替える。  

レンジが上がりすぎたと思ったら再びパタパタフォールで見せつつボトムに落とし、スイミングで横の動きに切り替えるといった2度オイシイ状態を作り出せるから。  

特に今時期の魚は縦ストについていて、ストンッよりもフワッと落ちるにものに反応が良い。  

対空時間が長くパタパタ落ちるキリカケネコリグは理にかなっています。  

一般的によく使うネコリグ のシンカーでフォールさせると通常のネコリグ と比較してキリカケ はゆっくりフォールします。  

これはキリカケテールがしっかりと抵抗を受ける事でフォールスピードが遅くなります。  

逆に、リアクション要素を強めてストン!!と行きたい場合は、重めのシンカーがベストとなります。  

テールの効果としては、縦ストラクチャーに沿ってまっすぐに落とせるというメリットもあったりします。  

ネコリグスイミングのロッドアクションは? 

これは人によって色々やり方があるようで、どれが正解なのかよく分からないというのが正直なところ。  

参考までに書いておくので色々試してみてください。  

自己流のネコリグスイミングのロッドアクションは、「出来るだけ細かく、ピッチは速く」です。  

あまりボヨンボヨンとティップが動かないようにラインとロッドはなるべく一直線上。  

ボディをグニャグニャ曲げるのでは無く、ピシピシ、キビキビとビビビビと振動がテールに伝わればそれで良いと思っています。

  そうは言っても多少はグニャグニャ動くし、アクションはそんなに気にしていません。  

なるべくおとなしいシェイクで使うのが良いかと。  

フックセッティングも少し特殊 なるべくボディを曲げないように、使うので、フックを刺す位置も前寄り。  

キリカケのハチマキよりもリブ1〜4個くらい前にフックを刺しています。  

ネイルシンカーは使う水深によって0.9g〜3.5gくらいまで使用。 

水深4mまでなら1.8gのネイルシンカーを使用。  

ネコリグスイミングを使うのはこんな場所 スナッグレス性の高さを利用して、エビモパッチの向こう側に投げ、エビモの壁に当てていきます。  

バイトが多いのは壁に当たる直前。  

エビモの中を通してくる時ももちろんバイトは出ます。  

これは立木でも、石ゴロゴロのブレイクでやってもいい。  

壁にベイトを追い込むイメージで、ややこしい場所を通せるのがネコリグスイミングのメリットです。  

ジグヘッドのミドストは魚がストラクチャーから離れて浮いている時に、ネコリグスイミングはストラクチャーに当てないとバイトしない時や、よりタイトに攻める必要のある場所、スタックしやすい場所と使い分けてみると良い思います。